実際に装着していこう。同社の高級ヘッドホンではおなじみ、独自開発の3D方式ウイングサポートをはじめとするトータルイヤフィット設計が採用されており、手に持った時の重さと見た目を考えるとかなり軽めなフィット感に仕上がっている。イヤパッドなどもほどよくハリのある質感で着け心地は悪くない。側圧は個人差があるかもしれないが、筆者の場合は強すぎず弱すぎずといったところ。上からヘッドホンをつける形で自然に耳の収まりのいい位置に決まるため、密閉感も高くヘッドホンに包まれたような感覚になる。
肝心のサウンドチェックに入る前に、本製品ではハイレゾ環境を楽しむための事前準備が少しだけ必要だ。取扱説明書に記載されているアドレス(同社Webの製品情報ページ)から、専用のドライバソフトをインストールする。Windows用とMac用が用意されているので手持ちのPCに応じて選択できる。筆者のPCはWindows 8なので、そのドライバに従って進めていく。
使用可能環境としては、USB2.0に対応するUSBポートを標準装備したPCで
・CPU : Intel core2 CPU2.2GHz以上またはIntel同様のAMD CPU
・RAM : 32bit OS 2Gバイト以上、64bit OS 4GB以上
・対応OS Windows XP(32bit版)、Windows 7、 Windows 8、Windows 8.1、Mac OS X10.8以降
となっている。最近のパソコンであれば全く問題ないだろう。ソフトウェアは英語なので一瞬ひるむが、取扱説明書の手順に従って進めば間違えることない。
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