スペイン、バルセロナ発--サムスンは何カ月も前から「Tizen」搭載スマートフォンに取り組んでいる。しかし、その製品の登場は相変わらず遅れている。サムスンの直近の発表では、同社がこのスマートフォンを2月に発表する予定としていた。しかし実際はそうではなく、サムスンは代わりに初のTizen搭載製品をウェアラブル端末として発表した。同社は依然としてTizenベースのスマートフォンに取り組んでいるが、それがいつになるのかは不明だ。
サムスンのモバイル事業部門でマーケティングを統括するYoung-hee Lee氏は、米CNETに対し、声明で「われわれは、市場のニーズとともに、2014年内にTizen搭載スマートフォンを披露する機会を慎重に検討しているところだ」と述べている。
同氏は、時期や計画についての詳細を何も明らかにしなかった。
サムスンのエグセクティブバイスプレジデント兼ソフトウェアR&Dセンター幹部のJongdeok Choi氏は現地時間2月23日、Mobile World Congressに先立って開催されたTizen Associationイベントで、米CNETに対し、すべてのテクノロジは準備ができていると述べた。しかし同氏は、Tizen端末が実際に発売される時期について具体的に述べることはできないと語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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