三菱電機は2月21日、セットトップボックス「光BOX+」からテレビを使って写真のプリント注文ができる「プリントラッコTV」アプリの説明会を開催した。
プリントラッコTVは、NTT西日本が提供する光BOX+を接続したテレビを使って、デジタルカメラで撮影した画像のプリントが注文できるというもの。三菱電機がアプリを開発し、北菱フォトがプリントサービスを請け負うことで実現した。2月15日から提供開始している。
北菱フォトの代表取締役社長である駒井愼一氏は「プリントラッコTVは、日本初のテレビを使って写真のプリント注文ができるシステム。PCでは同様のサービスがあるが、PCは操作出来る人が限られてしまう。今回のサービスはテレビから操作できるため、大きく期待している。写真の文化をなくさないためにも積極的に展開していきたい」と意気込みを話した。
ユーザーはアプリを立ち上げ、写真サイズや枚数、仕上がりなどを選んでいくと、プリントの注文ができる仕組み。写真は光BOX+のSDカードスロットから取り込めるほか、USB経由でも可能。サイズはL判、2L判などから選択でき、仕上がりは1枚9.6円(L判)のオリジナルプリント、1枚28.6円のFUJICOLOR 純正プリント(高級プリント)、1枚23.9円のFUJICOLOR 純正プリント(職人仕上げ)の3タイプを用意する。
クレジットカード、コンビニ決済などで支払いができ、将来的には「フレッツ・まとめて支払い」にも対応するとのこと。注文確定後、翌日から翌々日をメドに配送され、配送方法もメール便、宅配便などから選べる。
PCや店頭プリントでは、単独の作業になってしまいがちだが、テレビを使えば家族全員で画像を確認しながら操作ができ、コミュニケーションツールとして役立てられるとのこと。
なお、三菱電機では液晶テレビ「REAL LSR/BHR」シリーズ購入者には光BOX+を無料プレゼントするキャンペーンを展開中だ。
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