携帯端末メーカーHTCは来週、3種類のウェアラブルデバイスの最初の1つであるスマートウォッチを限定公開する計画だという。Bloombergが信頼できる情報筋の話として報じた。
問題を抱える同社はMobile World Congressで、Qualcommのスマートウォッチ「Toq」をベースとするスマートウォッチのプロトタイプをワイヤレス事業者を対象に披露する予定だと、Bloombergは同社の計画を直接知る人物の話として報じている。同デバイスには、Qualcommの「Mirasol」ディスプレイ技術、Bluetooth接続、音楽プレーヤーが搭載される見込みだと、その情報筋は述べている。
HTCは、他にも2種類のウェアラブルデバイスを開発中であるという。1つは、予測検索機能「Google Now」をベースとするスマートウォッチで、もう1つは、音楽を再生する電子ブレスレットだ。ただし、これらのデバイスは披露されないだろうとBloombergの情報筋は述べている。
米CNETは、HTCにコメントを求めているが、本稿掲載時点で回答は得られていない。
HTCの最高経営責任者(CEO)を務めるPeter Chou氏は2013年10月、Financial Timesに対して、ウェアラブル技術市場は「当社にとって非常に重要な分野」だが、この分野に参入する時期として今が適切であるかどうかはわからないと述べていた。同社が既にカメラ機能付きのスマートウォッチに取り組んでいるとする報道もあった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのBioSHADOWが誘う
心地良い室内空間のつくりかた
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス