物言う投資家であるCarl Icahn氏は、Appleに対する自社株買い拡大の要求について心変わりをしたようだ。
Icahn氏はApple株主に宛てた米国時間2月10日付けの書簡で、「自社株買いに関してわれわれが要求している目標を、同社は既にかなりのところまで実現していることを重視し、法的拘束力のない提案」を撤回することを決めたと記している。
同氏は何カ月も前から、Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏に対して、Appleの自社株買いプログラムを拡大するよう強く求めていた。同氏はApple株を約41億ドル保有しており、2014年中に最低でも500億ドルの自社株買いを実施するよう要求していた。
Icahn氏は同書簡のなかで、株主に対して議決権の行使や、その他の手段について助言する会社であるInstitutional Shareholder Services(ISS)によって最近出された、同氏の提案に反対票を投じるよう促す提言について言及している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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