UPDATE 2013年のホリデーシーズンは多くの小売業者にとって、期待したほど実り多いものとならなかった。そのような中、Amazon.comが米国時間1月30日に予定していた2013会計年度第4四半期の決算報告でどれだけの成果を示せるかが疑問視されていた。
Amazonが報告した純利益は2億3900万ドル(1株あたり52セント)だった。
売上高は255億9000万ドルで、非GAAPベースの利益は1株あたり51セントだった。
売上高は前年同期比で20%の増加だが、アナリストは第4四半期の売上高を260億5000万ドル、非GAAPベースの利益を1株あたり67セントと予想していた。
その結果、Amazonの株価は時間外取引で下落し始めている。
売上高は2013年通期でも増加した。2013年通期の売上高は744億5000万ドルとなり、前年度比で22%増加した。
Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は、これらの数字を脇に置いて過去3カ月間に発売した話題の製品をアピールし、第4四半期について声明で次のように述べた。
Amazonの顧客には素晴らしいときだ。航空機内で「Kindle」を読めるようになり、当社の革新的な「Mayday」ボタンを通じて直ちにデバイス上で技術サポートを受けることができ、日曜日でも自宅で荷物を受け取れるようになった。ついここ数週間では、Forrester Research、YouGov、ForeSeeのすべてでAmazonがランキングの1位になった。そうした中でわれわれはなお、世界水準の顧客サービスと呼べるものの上っ面を撫でているにすぎないと考えている。
2014年第1四半期について、アナリストは売上高を196億7000万ドル、1株あたりの利益を54セントと予想している。
Amazonは売上高の見通しを182億~199億ドルの範囲とした。
数字で見たAmazonの2013年の実績は、以下の通りだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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