UPDATE Googleの第4四半期(米国時間12月31日締め)利益は予測を下回ったが、少なくとも同社がMotorola Mobilityをレノボに29億1000万ドルで売却する理由は明らかである。Motorola Mobilityの第4四半期売上高は前年同期から大幅に減少し、それが明らかに同社の悩みの種となっていた。
検索大手Googleの第4四半期売上高は、トラフィック獲得コスト(TAC)を含めて168億6000万ドル、利益は33億8000万ドル(1株あたり9.90ドル)だった。非GAAPベースの利益は1株あたり12.01ドルだったという。ウォール街の予測は、売上高が167億5000万ドル、非GAAP利益が1株あたり12.26ドルだった。
33億1000万ドルのTACを除く第4四半期売上高は135億ドルだった。
同四半期には「Moto X」がリリースされ、またホリデーシーズンを含むためにスマートフォン販売が期待される四半期であったにもかかわらず、GoogleのMotorola部門の業績は振るわなかった。Motorolaの第4四半期売上高は前年同期から減少した。Motorolaは同四半期に3億8400万ドルの営業損失を計上している。
Google幹部らにとっては幸いなことに、Motorolaが今後、同社の足をひっぱることはない。Googleのその他の事業の見通しは堅調である。Google最高経営責任者(CEO)を務めるLarry Page氏は既に、Motorolaを除いたGoogleについて語っており、「単独の売上高は前年同期比22%増だった」と述べた。
第4四半期のGoogleサイト売上高は前年同期比22%増の105億5000万ドルだった。ネットワーク売上高は前年同期比3%増の35億2000万ドル、その他の売上高は前年同期比99%増の16億5000万ドルだった。米国外の売上高は第4四半期売上高の56%を占めた。
その他、注目すべき数字は以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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