UPDATE Facebookの2013会計年度第4四半期売上高は63%増の25億9000万ドル、調整後利益は1株あたり31セントだった。通期売上高は前年度比55%増の78億7000万ドル、通期純利益は15億ドルだった。
第4四半期に関するアナリスト予測は、売上高23億4000万ドル、1株あたり利益27セントだった。
スマートフォンでソーシャルネットワークを利用するユーザーが増加していることから、モバイル分野は引き続き、Facebookにおいて最も注目される指標となっている。第4四半期のモバイルによる広告売上高は、全広告売上高の53%を占める12億5000万ドルだった。
大局的な観点からは、eMarketerの概算によると、Facebookが2013年の世界モバイル広告支出に占める割合は18%以上で、2012年の5.35%から増加したという。
Facebookの2013年末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は12億3000万人、デイリーアクティブユーザー数(DAU)は7億5700万人だった。同社のエンゲージメント率(MAUに対するDAUの割合)は61.5%と、好調を維持した。投資家らは四半期ごとのこの数値に着目して、Facebookユーザーによるソーシャルネットワーク活動が引き続き活発であるかどうかを判断する。この指標からは、10代のユーザーが他のネットワークに流出しているという報道にもかかわらず、全体的には、記録的な割合のユーザーがFacebookを毎日利用していることがわかる。
今回の決算発表直後に、Facebook株価は9%以上上昇した。創設10周年まで1週間を切った米国時間1月29日の同社株価終値は、約3%下落して1株あたり53.53ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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