クラウドサービスプロバイダーのAkamai Technologiesによると、インターネットアクセスは世界中で高速化しているという。
Akamaiは米国時間1月28日、2013年第3四半期の「The State of the Internet」(インターネットの現状)報告書を公開し、その中で世界の平均接続速度が3.6Mbpsだったと発表した。これは前期比10%の向上で、前年同期比では29%の飛躍となった。調査対象となった133地域の平均接続速度の上昇幅は、エジプトにおける0.2%増の1.2Mbpsから、フランス領レユニオン島における259%増の6.8Mbpsまでの範囲だった。
第2四半期と比較すると、世界のピーク時の平均接続速度は5.2%低下して17.9Mbpsとなった。ルーマニア、ラトビア、ベルギーなどの国で、この数字が減少した。しかし、測定された上位10地域のうち7地域では、ピーク時の速度が香港の0.5%増から韓国の19%増までの間で上昇した。2012年第3四半期と比較すると、世界のピーク時の平均接続速度は実質的に13%向上した。
モバイル分野では、2013年第3四半期の平均接続速度は0.6Mbps~9.5Mbpsの範囲となり、一方でピーク時の平均接続速度は12.4Mbps~49.8Mbpsとなった。Ericssonが収集したデータに基づくと、第3四半期のモバイルトラフィックは前年同期比で80%急増した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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