AOLは米国時間1月23日、コンテンツパーソナライゼーションを手がける企業Gravityの買収を発表した。Gravityに8300万ドルを支払うと述べている。AOLによると、買収によって同社のサイトネットワークで関連性の高いコンテンツをユーザーに提供しやすくなるほか、分析、ターゲティング、広告の各サービスを改善できる可能性があるという。
Gravityはおそらく、「Interest Graph」で最もよく知られた企業だろう。Interest Graphは、インターネット上でどういったトピックが話題を集めているかを視覚的に表現したものだ。Gravityはこれを基にウェブ上でのユーザーの行動を解析し、ユーザーの関心に基づいてリアルタイムコンテンツや広告を提供する。AOLによると、Gravityはウェブパブリッシャーがサイトに組み込めるAPIによって、「パーソナライズされた」ページビューを1カ月に10億以上生み出しているという。
買収条件に基づき、GravityのチームはAOLの従業員としてとどまり、Gravityの技術をAOLのサービスに生かすことに注力する。AOLは、2014年第1四半期に買収手続きを完了する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ