キヤノンとキヤノンマーケティングジャパンは1月22日、ビデオカメラ「iVIS」シリーズに光学32倍、アドバンストズーム57倍のズーム機能とWi-Fi内蔵による外出先からのライブ視聴機能などを備えた「iVIS HF R52」を発表した。1月30日に発売する。オンラインショップ価格は5万5440円。
有効207万画素の1/4.85型フルHD CMOSセンサを搭載し、AVCHDとMP4形式での1920×1080 60pの動画撮影に対応。AVCHDでは最大28Mbps、MP4では最大35Mbpsでの撮影が可能だ。映像エンジンには「DIGIC DV 4」を搭載し、AVCHDとMPEG-4 AVC/H.264の同時記録もできる。
本体にはWi-Fi機能も備え、ワイヤレスでの映像視聴や保存機能を拡充。インターネット経由で撮影している動画の視聴や遠隔操作もサポートし、外出先からの自宅チェックなども可能だ。スマートフォンアプリ「CameraAccess plus」を利用すれば、スマートフォンからのワイド、ズーム撮影などの操作ができる「宅外モード」を用意。スマートフォンやタブレット端末にも撮影したコンテンツをSD画質で保存ができる「宅内モード」も備える。
4月に発売予定のカメラパンテーブル「CT-V1」(オンラインショップ価格:9980円)と組み合わせれば、スマートフォンからネットワーク経由で左右約200度に回転して撮影ができるパンニング操作が可能。パンテーブル経由でビデオカメラへの充電もできるため、電池切れの心配もない。
撮影状況に合わせて手ブレ補正を自動で切り替える「マルチシーンIS」と撮影環境を38のシーンに分類して設定を調整する「こだわりオート」により、全107パターンの判別して自動撮影が可能。赤ちゃんの成長を記録するのに最適な「ベビーモード」は、従来1人だった登録人数を3人まで増やしたほか、ベビーアルバムによる一元管理や、撮影チャンスを逃さない「プレRECモード」を搭載。映像にメッセージやアニメーションが加えられる「タッチデコレーション」や映像をシネマの雰囲気に変える「シネマルックフィルター」とあわせ、オリジナル成長記録が作成できる。
サイズは高さ57mm×幅53mm×奥行き116mmで、重量約285g(バッテリ、カード含む)。32Gバイトの内蔵メモリとSD/SDXC/SDHCカードスロットを備える。
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