キヤノンマーケティングジャパンは9月2日、「置いて撮るカメラ」をコンセプトにした、新提案型ビデオカメラ「iVIS mini(アイビスミニ)」を発表した。重量180gのコンパクトボディに超広角レンズ、自立式スタンドを備え、スポーツやダンス練習などの撮影に最適としている。キヤノンマーケティングオンラインショップ限定で販売し、オンラインショップ価格は2万9980円。9月10日12時から予約受付を開始する。
本体は高さ22mm×幅76mm×奥行き96mmで、バリアングル式の2.7型液晶モニタと水平から60度まで任意の位置で固定できる自立式スタンドを装備。液晶モニタとスタンドを閉じた状態、背面に開いた状態、対面側に開いた状態など、自由なアングルで撮影できることが特長だ。
レンズには動画で160度、静止画で170度のワイドアングルが撮影できる超広角タイプを採用。ワイド撮影と歪みの少ない画面中央部を切り出して撮影するアップ撮影をワンタッチで切り替えられる。
本体にはWi-Fiを内蔵し、スマートフォン経由で映像をシェアしたり、キヤノンのオンラインストレージサービス「iMAGE GATEWAY」に直接アップロードすることが可能。スマートフォンやタブレット、PCへ撮影した動画、静止画を転送できる「リモートブラウズ」機能も備える。
総画素約1280万画素の1/2.3型高感度CMOSセンサを内蔵し、MP4形式による最大1920×1080 30pの動画と、最大1200万画素の静止画記録をサポート。microSDカードスロットを備え、microSDカードに記録できるほか、640×360ピクセルにダウンコンバートした映像をスマートフォンに保存することもできる。
被写体の左右を反転する「ミラーイメージ記録/再生」や1ファイルごとに繰り返し再生ができる「リピート再生」など、ダンスや楽器の練習に便利な記録、再生モードを装備。最大4分の1倍で記録できるスローモーション撮影、最大4倍の倍速記録ができるファストモーション撮影、インターバル撮影など、多彩な撮影モードも用意している。
充電池のほか、AC電源による駆動にも対応。充電池は専用充電器で充電ができ、最大約45分実使用を実現した。撮影時間が45分以上になるインターバル撮影などはAC電源を本体に接続して撮影する必要がある。
「フェイスキャッチ&追尾」、「オーディオシーンセレクト」など、iVISに採用している便利な機能はそのまま踏襲している。別売アクセサリとして、水滴から本体を守る専用防滴ケース「SP-V1」(9800円/11月発売)もラインアップする。
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