Facebookがある種のデジタル新聞をリリースする準備を進めており、「Paper」という似つかわしい名称になるという。ブログサイトRe/codeが報じた。同ブログによると、Paperは1月末までに提供開始される可能性があるという。
このアプリケーションはモバイル機器向けとされており、人気の高いソーシャルニュースリーダー「Flipboard」に似た機能を持つ。つまり、Facebookの近況アップデートやパートナーのメディア企業の記事を含む、さまざまなソースからコンテンツを集約するものになりそうだ。
Facebookの広報担当者は米CNETの取材に対し、「われわれはうわさや憶測にはコメントしない」と述べた。
ニュース読者の注目が日常的に向かうサイトになるというFacebookの野望は、以前から明白に示されてきた。2013年には、同社は世の中で起きている出来事へのつながりを強調する多くの変更を行った。さらに直近では、Facebookはニュース記事をそれ以外の情報よりも重視するよう「News Feed」のアルゴリズムを変更し、若干の論議を呼んだ。
もしPaperが本当に登場するなら、Facebookのユーザーに対し、Flipboardや他の既存のデジタルニュースリーダーよりも魅力的なサービスと、The Washington Postなどサードパーティーのパブリッシャーが提供する従来のFacebook向けソーシャルリーダーよりも優れた体験を提供する必要があるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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