ブログプラットフォームWordPress創始者のMatt Mullenweg氏が30歳を迎え、WordPressを運営するAutomatticの最高経営責任者(CEO)に就任することになった。
Mullenweg氏は米国時間1月13日、Automatticの現CEOであるToni Schneider氏と役職を交代するとブログで明らかにした。
Mullenweg氏によると、Schneider氏は「今後Automatticの一部新製品に注力する予定で、代わりに私がCEOの職を引き継ぐ」という。「われわれの役割はこれまでも流動的であったため、これは社内的に大きな変化ではなく、昨年Schneider氏が休暇をとったときは、私が数カ月間代理を務めた」
この決定の時期は興味深い。Mullenweg氏は、20代で会社経営はすべきでないとブログの中で述べている。なぜなら20代は「何でも知っていると思っているからだが、これは30歳と2日を迎えた私が100%の自信をもって言える事実だ」という。
ジャーナリストのDan Gillmor氏は2012年、The Guardian紙でAutomatticの価値について述べた際、「他の大手オープンソースプロジェクトと同様、エコシステムの中心となっていることなどが理由となり、WordPressが一大コミュニティを築いている」ことをその根拠に挙げている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス