米Noomは1月7日、健康管理アプリ「Noomダイエットコーチ」のiPhone版を日本で公開した。同サービスは世界で累計1000万人に利用されており、日本でも2013年8月にAndroid版が公開されていた。
アプリに現在の体重と減量したい値を入力すると、減量達成のために1日に摂取しても良いカロリー予算が設定される。毎食ごとに食事ログを記録することで、その日に摂取してもいい残りのカロリー分量が表示される。食品データベースは野菜などの食材から、コンビニで販売されている市販の食品まで幅広く対応している。
また運動ログをつけることで、どれだけの運動量でどれだけのカロリーが消費されたかを把握でき、それによってカロリー予算も変動する。運動ログは掃除、腹筋運動、ランニングなど日常的なものから車の運転まで60種類以上用意されており、カスタムの運動エントリーを作ることもできる。
減量速度は9段階から選ぶことができ、速度に応じてカロリー予算が調整され、個々の減量ゴールにマッチしたスケジュールを、Noomのアルゴリズムをもとにシステムが提供する。iPhone 5sでは、内蔵されているM7コプロセッサを利用して歩数をカウントして消費カロリーに換算し、1日のカロリー予算に自動で反映するという。
このほか有料のPro版では、プロフィール情報から属性の近いユーザーを自動的に最大8人グルーピングし、メンバー同士でコミュニケーションしたり、継続的なログ登録を促したりする機能を提供。Noomの専門家によって執筆されたダイエットや健康に関するウィークリーコンテンツなども配信する。
アプリは無料で利用でき、有料アドオンでPro版にアップグレードすることが可能。料金は月額1000円で、3カ月プランが2000円、12カ月プランが5000円となる。
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