BlackBerryの共同創設者でかつては共同最高経営責任者(CEO)を務めたMike Lazaridis氏が、もう1人の共同創設者とともに共同入札により同社を買収するという計画を公式に破棄した。
計画の破棄にあたり、Lazaridis氏は、不調な同社に対する自身の持ち株比率を4.99%にしている。
Lazaridis氏は、米国時間12月23日米証券取引委員会(SEC)に提出した書類の中で、この決定を公表した。今回破棄された計画は10月に発表されたもので、Lazaridis氏ともう1人の共同創設者であるDouglas Fregin氏は、2人の保有するBlackBerryの株式を合わせて持ち株比率を8%にした上で、同社の買収を検討していることを明らかにしていた。だが、BlackBerryは11月に身売りを取りやめ、現在は新しい経営陣が同社の立て直しを図っている。
BlackBerryにとって、2013年はとりわけ厳しい年となった。競争でさらに大きく後れをとった同社は、2機種の新しいスマートフォンに最後の望みを託したが、そのどちらも同社を救うことはできなかった。同社は直近の四半期で44億ドルの損失を計上している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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