米国時間12月23日に公開された9to5Macの記事によると、Appleは地図とメモ作成をそれぞれ専門とする2つの企業を買収したという。
インターネット上の断片情報を拾い集め、匿名情報筋らの話を引用したこの記事の中で、9to5Macが最初に取り上げているのはBroadMapで、地図データの管理と分析というAppleが過去に苦戦した分野を専門とする企業である。Appleは、同社の地図機能が一定の水準に達していなかったことが露呈するという苦い経験をしている。AppleはBroadmapを2013年前半に買収したようだと9to5Macは述べている。
2つめはCatchというEvernoteの競合企業で、この数カ月間の間にAppleに買収されたと9to5Macは述べている。9to5Macの情報筋らによると、Catchは2013年8月にアプリを終了しており、同社の従業員の一部は現在、Appleに勤務しているという。
米CNETは現在、AppleとBroadMapに問い合わせているが、まだ回答は得られていない。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は同社の第4四半期決算電話会議で、同社が2013年に15件の「戦略的買収」を実施したと述べていたが、それらの企業名は明かさなかった。9to5Macの調査内容が正しければ、そのうちの2社が明らかになったことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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