Appleの新しい「Mac Pro」はエントリーレベルの構成でも3000ドルで、決してばかにできる金額ではない。しかし、さらなるスペックを求めると価格は急上昇し、最もハイエンドの構成では9600ドルにもなる。
光沢のあるブラックで円筒形になったAppleの個性的なMac Proは、米国時間12月19日に発売された。Appleは、新型よりはるかに大きく、今ではかなり古くなった旧型のMac Proを置き換えるこの新製品について、1年以上前から顧客の期待を煽ってきた。Mac Proは、高い処理能力が必要なコンピューティング作業を行うユーザー向けの製品で、そうした作業の筆頭は動画編集だ。コンピューティング性能が上がると、編集者は新しいエフェクトを追加したり、あるシーンについてより多くの見た目を試したり、未完成の動画をより早く共有したりすることができる。
新型Mac Proの基本モデルは、Intelの3.7GHzの「Xeon E5」クアッドコアプロセッサ(10Mバイトのキャッシュメモリを搭載)、12Gバイトで1866MHzのDDR3 ECCメモリ、各2GバイトのVRAMを搭載するAMDの「FirePro D300」デュアルグラフィックスチップ、256GバイトのSSD(フラッシュメモリはPCI Expressバス経由で接続されており、通常のSATA接続のSSDより高速なパフォーマンスを提供する)を備える。
さらに、USB 3.0ポート×4、「Thunderbolt 2」ポート×6、HDMI 1.4ポート×1、ギガビットイーサネットポート×2、802.11acおよびBluetooth 4.0無線ネットワーク機能、ヘッドホンジャック、デジタル/アナログ音声出力ジャック、内蔵スピーカーも備える。
あと1000ドル余裕があるが新しい「MacBook Air」は欲しくないという人は、よりハイエンドのMac Pro構成を選んでもいいだろう。この構成は、6コアのXeon E5(12Mバイトのキャッシュメモリを搭載)、16Gバイトのメモリ、AMDの「Firepro D500」デュアルグラフィックスチップを備える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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