Facebookは米国時間12月19日、クラスA普通株7000万株を売り出す計画を発表した。
Facebookによると、同社最高経営責任者(CEO)であり共同創設者であるMark Zuckerberg氏は、今回の取引で4135万株を売却する予定だという。これに加えて、Facebookが2705万株、ベンチャーキャピタリストのMarc Andreessen氏が160万株を売り出す予定。Zuckerberg氏はさらに、1800万株を慈善活動に寄付するという。
今回の第2次売り出しにより、Zuckerberg氏は現金23億ドル(本記事執筆時点のFacebook最新株価終値に基づく)を手にする見込みだ。Facebookによると、Zuckerberg氏は受取額の大部分を、FacebookのクラスB普通株6000万株の取得によって発生する税金の支払いに充てるという。Facebookは、10億ドルを超える受取額を、「運転資金など全社的な目的」に使用する予定である。
Facebookは19日、株式の追加売却に加えて、S&Pが20日の取引終了後に、FacebookをS&P500種指数に加える予定であることを発表した。S&P500は、米国最大手企業の一部で構成され、同国株式市場の約75%を代表するものである。Facebookは、Apple、eBay、Microsoftといった著名なハイテク企業と並んで同指数に加わることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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