調査会社Nielsenが新たに公開したデータによると、スマートフォン上では、Facebook傘下のInstagramが、Twitterよりも利用者数で上回っているという。TwitterはInstagramにとってソーシャルネットワーキング分野の競合であり、同社の買収を検討していた企業でもある。
Nielsenはスマートフォンアプリのトップ10でInstagramを7位にランク付けし、月間平均ユニークユーザー数はおよそ3200万人だとしている。またInstagramは2013年に最も速いペースで成長したアプリであり、そのユーザー数は前年と比べると66%増加しているという。
一方、Twitterはこのランキングで10位につけており、月間平均ユニークユーザー数は3080万人となっている。
今回のNielsenの調査では、2013年1月から10月までの期間で「iOS」アプリや「Android」アプリを利用した18歳以上の月間平均ユニークユーザー数の値を基にしている。
公式に発表されているユーザー数としては、Instagramは月間アクティブユーザー数が1億5000万人、Twitterは同2億3000万人以上となっている。これらの数値は、TwitterがInstagramを大きくリードしていることを示しているが、Nielsenによる2013年の調査からは違った状況が見えてくる。
驚くには値しないが、Nieslenの調査では、Facebookが最もよく利用されたスマートフォンアプリの栄光を獲得している。FacebookはiOSアプリとAndroidアプリを通じた月間平均ユニークユーザー数が1億340万人となっており、2013年の王座に輝いた。ただしFacebookのより大きな勝利は、10億ドルで買収したInstagramによるものであることはほぼ間違いない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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