NTTドコモは12月12日、spモードメールをクラウドに対応させた「ドコモメール」を、12月17日からiPhone向けに提供することを発表した。端末にプリインストールされている標準メールアプリで利用可能。価格は無料だが、spモードメールへの契約(月額315円)が必要になる。なお、10月24日からAndroid向けに先行して提供されていた。
ドコモメールで送受信したメールは、同社のメールサーバに蓄積されるため、機種変更時のデータ移行や、端末紛失時のデータ復旧が簡単にできるようになる。またユーザーが設定する最短15分間隔でメールを自動受信して届いたことを通知する「新着メールお知らせ設定」を利用可能。従来のiPhone向けspモードメールも12月17日からこの通知機能に対応する。さらに、iPhone向けspモードメールではできなかった、フォルダの追加も可能になった。
ドコモのさまざまなサービスで利用できる「docomo ID」にも対応しており、スマートフォンやPCなど複数の端末から、同一のメールアドレス(@docomo.ne.jp)のメールを送受信したり閲覧したりできるようになる。Android版ではすでに対応しているが、iPhone版は12月中に対応する予定だ。
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