プログラマーのPatrick McConlogue氏は8月、Loe Grand氏にある選択肢を与えた。100ドルをもらうか、もしくはコーディングレッスンを受けるかだ。保険会社MetLifeでの職を失って2011年からホームレスになっていたGrand氏は、迷わずコーディングレッスンを選んだ。
McConlogue氏はGrand氏に、修理した「Chromebook」とコーディング関連の書籍を3冊提供し、平日の朝に毎日1時間ほどのレッスンを行った。そしてこのほどGrand氏は、初めてのアプリをリリースするに至った。「iOS」と「Android」向けの 「Trees for Cars」だ。
このアプリの背景にある考えは、CO2削減を目指して、道路を走る車の数を減らすことだとGrand氏は語る。ユーザーが登録し、車に乗せてほしいのか、あるいは乗せたいのかを設定すると、アプリは要件の合う近くの相乗り利用者と結びつける。アプリはさらに、全乗客によってCO2がどれだけ削減されたかを追跡する。
Grand氏が全てのコードを書いており、アプリ販売による全収益は同氏が直接手にすることになる。
アプリは米国の「iTunes」および「Google Play」にて、99セントで販売されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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