NSAとGCHQ、オンラインゲーム上のユーザー活動を監視か

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年12月10日 09時24分

 米国家安全保障局(NSA)が英国の諜報機関である政府通信本部(Government Communications Headquarters:GCHQ)とともに、テロリストとされる対象の動きを偵察するためにゲームを監視していたとする新たな報道が浮上した。

 The Guardianは米国時間12月9日、Edward Snowden氏から入手した暴露文書に、NSAが数年前、オンラインゲームがテロ活動の温床になっている可能性があると判断したことが示されていると報じた。これに基づき、米国と英国は、人気の高いゲームである「World of Warcraft」と「Second Life」上の活動を監視する計画に着手したという。「Xbox Live」のゲームもこの取り組みの対象だったという。

 「Exploiting Terrorist Use of Games & Virtual Environments」(テロリストによるゲームおよび仮想環境の利用の調査)というタイトルのNSA文書の記録によると、オンラインゲームを監視する計画は2008年に開始されたという。オンラインゲーム空間における慌ただしい活動が開始され、多数の諜報員が投入されたことから、誤って互いの動きを偵察してしまうことを避けるための指示が下されたことが記されている。

 The Guardianが入手した記録によると、この活動によってテロリストによる企てが阻止されることはなかったという。しかし、NSAはユーザープロファイルにアクセスして、Xbox Liveでゲームをする際のバディーリストから生体認証データにいたるまでのあらゆるデータを入手し、ユーザーの声を盗聴することができた。そして諜報員らは、クレジットカードの盗用に使用された疑いのあるサイトを削除するという成果は上げている。

 The Guardianによると、オンラインゲームを提供する企業らは、政府監視にまったく気づいていなかったという。それにもかかわらず、NSAは活動を続け、メタデータにアクセスして、関連情報をテロリストグループに結び付けようとしていた。このような活動の成果と、現在でも継続されているかどうかは明らかではない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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