ニコニコ、クリエイターに課金機能を開放--第1弾の17人が決定

 ドワンゴとニワンゴは12月9日、動画コミュニケーションサービス「niconico」において、企業や著名人向けに提供していた「ニコニコチャンネル」を、一般ユーザーに開放した。第1弾として4万3000人の応募者の中から審査を通過した17人のチャンネルが開設された。

  • 「生主パラダイムチャンネル」

 選ばれたユーザーは、新たに設けられた個人専用のプラットフォーム「ユーザーチャンネル」上で、自身の動画や生放送の配信、ブロマガへの投稿などができる。月額課金や都度課金機能も使用できるようになり、チャンネルを視聴する会員から直接報酬を得ることが可能だ。

 月額課金の設定可能な上限額は設けていないが、キャリア決済などの上限があることから、105円~1575円を推奨金額としている。また都度課金の上限額は動画が5万円で、生放送とブロマガは設けない。このうちクリエイターには手数料を差し引いた7割の金額が支払われる。現時点では未成年ユーザーの課金制限などは設けない。

 ユーザーチャンネルの第1弾メンバーは10月3~31日まで募集し、立候補と推薦を合わせて約4万3000人が応募。審査を経て、その中からゲームや音楽、エンタメなどさまざまなカテゴリの17人のユーザーチャンネルが開設された。

  • 第1弾の「ユーザーチャンネル」一覧

 第2弾のユーザーチャンネルの募集は1月14日から開始予定。応募条件は自身のお気に入り登録、またはコミュニティ参加者が1万人以上のユーザー。ただし、1万人以下でも企画書を送付して応募できる「チャレンジ枠」も設けている。同社では2014年中に100人まで拡大していきたいとしている。

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