マネーフォワードは11月29日、確定申告・法人決算向けのクラウド型経営サポートツール「マネーフォワード For BUSINESS」ベータ版の提供を開始した。Windows、Macに対応し、iPad等のタブレットでも利用が可能。
ベータ版期間中は、すべての機能を無料で利用できる。1月にも正式版をリリースする。正式版は個人向けを月額980円、法人向けを月額1980円でそれぞれ提供する予定。
マネーフォワードでは、これまで個人向けの家計簿、資産管理サービス「マネーフォワード」を提供してきた。複数の口座情報を登録、一括管理し、家計簿を自動作成するサービスだ。マネーフォワード For BUSINESSはその法人向け製品。1200以上の金融機関における入出金データを自動で取得可能で、手入力の手間を大幅に削減するという。同社の資産管理・家計管理サービス「マネーフォワード」の入出金データを、そのままご利用することもできる。入出金データは、文言をもとに半自動で仕訳までを実行する。請求書の作成から未実現の入出金を管理し、入金予定時期を過ぎても入金がない取引などを通知する仕組み。仕訳データを、キャッシュフロー・レポート、収益費用レポート、税務申告や企業決算向けのフォーマットに自動作成することも可能だ。
今後は、仕訳ルールの自動学習、一括処理機能の追加を予定。領収書やレシートの読み取り機能を備えたスマートフォン用アプリの提供も予定している。
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