マネーフォワードは7月16日、家計簿、資産管理サービス「マネーフォワード」を正式版として提供開始した。
マネーフォワードは、複数の口座情報を一括管理し、家計簿を自動作成するサービス。2012年12月15日にベータ版としてPC向けサイトを開始、2013年1月にiPhone向けアプリ、3月にはAndroid向けアプリをリリースしている。iPadにも同日対応した。現在の対応金融機関は201社。
正式版では、家計簿、資産管理ツールに加えて、予算機能や、口コミをベースとする金融機関ランキングを提供する。また、新サービス「未来シミュレーター『よそQ』」の提供も開始する。
よそQは、給与や家族構成などの情報を入力するだけで、将来に向けたお金のシミュレーションができ、将来への見通しや今やるべきことが明確になるツール。ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が監修している。
ユーザーの実際のデータをもとに将来の資産の見通しが簡単にわかる「簡単設定」と、4つのステップで、より詳しく将来をシミュレートできる「詳細設定」の2つのモードが用意されている。それぞれのシミュレーション結果に応じて診断結果と今後のアドバイスが表示される。
マネーフォワードでは、正式版の提供に伴い、プレミアム会員サービスも開始する。よそQの詳細設定機能や、月次のデータを自動でまとめて届ける「マンスリーレポート」の提供など、通常版では利用できない7つの特典を利用できる。利用料金は月額525円。
今後は、「お金のプロ」がプレミアム会員からの質問に答えるコンテンツも公開する予定。よそQとも連動し、シミュレーション結果をもとにアドバイスをしたり、各種スペシャリストを紹介するといった機能も検討中だという。
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