米Obama政権は米国時間12月1日、政府が運営するオンライン健康保険市場「HealthCare.gov」の改良が期限に間に合ったことを発表した。同サイトは開設直後から多数の技術的な問題に悩まされていた。
米国保険福祉省が1日に発表した報告書によると、数百件におよぶソフトウェア修正とハードウェアのアップグレードを受け、HealthCare.govは現在、「大半のユーザーに向けて順調に稼働」しているという。同サイトは10月1日の開設後にバグや読み込み時間の遅さによる苦情を受け、多数の米国人が医療保険サービスを検索できない状態になっていた。
米大統領府行政管理予算局の前局長代行で、問題修復の監督を任されていたJeffrey Zients氏は1日、報道陣に対して次のように述べた。「結論としてHealthCare.govは12月1日現在、10月1日の状態から日夜サービスを提供する状態になった」と述べた。Zients氏によると、同サイトは開設後に「受け入れがたいユーザーエクスペリエンス、極めて遅い応答時間、不可解なエラーメッセージのほか、ウェブサイトがクラッシュしたり、ユーザーへのサービスが停止したりする問題が頻繁に発生」していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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