バッファローは11月27日、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」に新モデルを発表した。Wi-Fi USBアダプタを同梱し、無線LAN経由でスマートフォンやタブレットと連携して、写真の保存、閲覧、整理ができる。発売は12月中旬。HDD容量が500Gバイトの「PD-100S/W」(店頭想定価格:3万円前後)と1Tバイトの「PD-100S/W-L」(同:3万円台後半)の2機種をそろえる。
おもいでばこは2011年に登場した、写真、動画用のストレージ。デジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した写真や動画を、おもいでばこにまとめて保存し、テレビで再生ができる。
従来、テレビで再生することを主眼においていたが、第3世代機となる今回は、スマートフォンとの連携を重視して開発。新機能「おもいでばこを見る」を搭載することで、スマートフォンやタブレットから、おもいでばこに保存されている画像の再生、削除に加え、メールやTwitter、Facebookなどへのシェアが可能になった。
スマートフォンにはアプリをダウンロードする必要があり、iOS版は発売と同時、Android版は2014年2月の公開を予定。おもいでばこを見る機能は、ホームネットワーク接続時のみ有効となる。
サイズは高さ35mm×幅230mm×奥行き155mmで、重量は約600g。PD-100S/Wは約7万4000枚、PD-100S/W-Lは約12万枚の静止画を保存できるとのこと。静止画、動画はSDカードスロットのほか、USB、アプリ転送などで取り込むことができる。現行機同様「自動バックアップ」機能も備え、USB HDDを接続すれば、静止画、動画を自動バックアップすることができ、現行機から新モデルへのコンテンツの引っ越しもUSB HDDを経由することで可能だ。
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