Googleが支援する遺伝子配列検査企業の23andMeは米国時間11月25日、人気の高い同社の家庭用遺伝子検査キットの販売停止を求める米食品医薬品局(FDA)の命令に対応した。しかし、FDAがその対応に満足することはないだろう。
FDAは22日に出した公開命令書の中で、このキットが連邦食品・医薬品・化粧品法(FDCA)に違反して販売されているとして、キットの販売を「即座に」停止するよう23andMeに求めた。FDAは命令書の中で、同局が2009年7月からFDCAの遵守を要請してきたことと、23andMeが検査の妥当性を「臨床的に実証」していないことを説明していた。
23andMeは25日、短い声明を発表し、同社とFDAの関係は「極めて重要」で、同社がFDAの要請に迅速に対応してこなかったことは認識していると述べた。
米CNETは、遺伝子検査キットの販売継続がどうしてFDAの要請に従うことになるのかについて23andMeにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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