アイトラッキング技術を有するトビー・テクノロジー・ジャパンは11月21日、同社が提唱する次世代ナチュラルユーザーインターフェース「視線入力」が、三菱電機のコンセプトカー「EMIRAI 2」に搭載されたと発表した。
EMIRAI 2は、10年先を見据えて開発されたコンセプトカー。11月22日から12月1日まで、東京ビッグサイトにて開催されている「東京モーターショー2013」の三菱電機ブースに展示されている。
視線入力は、目の動きを使用して直感的なインターフェースを提供するというもの。手を使った動作に比べ、より素早くシンプルで直感的な操作が可能だ。EMIRAI 2では、視線方向によりヘッドアップディスプレイの表示内容を切り替える方法として活用されている。
トビー・テクノロジー・ジャパンでは、視線入力を自動車のほか、PCやタブレット、ゲーム、医療、セキュリティなど、BtoB、BtoCの様々な分野の製品に組み込むことができるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」