三菱電機は11月13日、同社が手がける先進的な技術や製品を紹介する「三菱電機アドバンストソリューション2013」を開催した。「社会」「くらし」「宇宙」などをテーマに最新機器の実機やパネルなどを展示した。
展示されたのは「社会」「ビル・オフィス・店舗」「工場」「くらし」「宇宙」の各シーンにおける先進的な製品や技術だ。三菱電機常務執行役営業本部長の井口功氏は「低酸素社会と豊かな生活の両立に向けて」をテーマに各ジャンルごとの取り組みを説明。電車が減速した時に生じるエネルギーの余剰分を、駅の照明などに利用する「駅舎補助電源装置」や観測情報をより精密に提供できる気象衛星などを紹介した。
会場内はシーンごとに分けられ、最新機器や技術を展示。「くらし」シーンでは、液晶テレビ「REAL」やHEMSシステム、カーナビゲーションの「DIATONE SOUND.NAVI」(SOUND.NAVI)などが出品された。
SOUND.NAVIは、2012年に登場した高音質再生を追求したナビゲーションシステム。1999年に終了した三菱電機のスピーカブランド「DIATONE」をモデル名に採用する。会場内には試聴ルームも用意され、SOUND.NAVIと車載用スピーカ「DS-G50」をスピーカユニットに収めたシステムを特別に展示。高音質再生をアピールした。
一方テレビ関連では、バックライトにレーザーを採用した液晶テレビ「LASERVUE」に加え、4Kレーザーテレビを参考出品。サイズは65V型で、赤色をレーザー、青、緑色はそれぞれLEDを搭載しているとのこと。4Kレーザーテレビは2014年度中の発売を目指すとしている。
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