消える画像の共有サービスを専門とするSnapchatの場合、ユーザー基盤の中核を占めているのは女性だという。
Snapchatの最高経営責任者(CEO)であるEvan Spiegel氏は、米国時間11月20日に非公開で開催されたGoldman Sachs主催のカンファレンスにおいて、Snapchatアプリを利用するユーザーの約70%が女性であると述べた。The Wall Street Journalがこのカンファレンスに関する記事で伝えた。また、Spiegel氏は参加者に向けて、新興企業の同社が手がけるアプリのユーザーが送信している「スナップ」の件数が現在、1日4億件に上ると語った。Snapchatは写真や動画のメッセージを送っても後に残らないサービスを提供するアプリで、ユーザーが送信したコンテンツは数秒後に削除される。
さらに23歳の若きCEOは、Snapchatユーザーの半数が「Stories」機能を試してみたことがあると語った。これは10月に導入されたもので、送信した画像や動画を24時間削除されないようにする機能だ。
カリフォルニア州ベニスを拠点とするSnapchatは、そのユーザー基盤の規模を公表していないが、最近ではFacebookによる30億ドルの買収提案を拒否したと報じられている。ただし、Snapchatは現時点で収益は出していないものの、広告の活用を急いでいるわけではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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