Twitterは米国時間11月19日、「iOS」版および「Android」版アプリケーションをアップデートし、ユーザーが大量のツイートをふるいにかける作業を支援する機能を追加した。先頃、新規株式公開(IPO)を果たしたばかりのTwitterは、自分の周辺やテレビで話題になっていることをモバイルデバイスで確認できる機能も追加した。
検索面では、フィルタを追加し、検索者が検索結果を写真や動画、ニュース、自分のフォローしているユーザーのツイートに絞り込めるようにした。さらに、iOS版およびAndroid版Twitterのユーザーはデスクトップ版と同じように、すべての検索結果を表示するのか、トップツイートだけを表示するのかを切り替えることができる。
今回の変更によって、スマートフォンでのTwitter検索はよりコンテキストに基づいた体験になり、ユーザーは自分の求めている類のツイートを表示しやすくできるようになった。
しかし、Twitterは、ユーザーがツイートを見つけるのを支援することだけでなく、必見のテレビ番組や近所のイベントにユーザーを関与させることも望んでいる。Twitterはテストを実施していた2つのトレンディング機能をモバイルアプリの機能として追加した。それにより、iOS版およびAndroid版Twitterのユーザーは、テレビや近所で話題になっていることをアプリケーションの「Discover」タブ内で確認できるようになった。ただし、これらのアドオンの詳細について、Twitterは沈黙を保っている。
特に、テレビで話題になっていることを表示する機能は、リアルタイムの話題から利益を得たいともくろむネットワークや広告主の歓心を買おうとするTwitterの取り組みの一環だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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