日産自動車は9月、ドイツのフランクフルトで開催されたモーターショーで、「Nismo Watch」と呼ばれるコンセプトを発表した。普通は新型車やコンセプトカーが展示されるモーターショーにおいて、Nismo Watchは奇抜に感じられた。そして同社は今回、「Google Glass」のようなパーソナルヘッドアップディスプレイ(HUD)「3E」を発表しようとしている。ウェアラブルコンピューティングに真剣に取り組んでいることの表れだ。
日産が公開した動画にナレーションは含まれておらず、力強い音楽と、頭を大きく動かす男性の映像が流れるだけだ。このような動きが約30秒続いた後、男性の左目の上で3Eウェアラブルディスプレイが組み立てられていく。
その動画を見る限り、3Eはウェアラブルヘッドアップディスプレイのようだ。自動車の遠隔測定(テレメトリ)や、おそらくナビゲーションのデータを、運転手の左目から見えるスクリーンに投影するものとなる可能性が高い。
日産の動画では、3Eが東京モーターショーで完全に発表されることを約束している。東京モーターショーは報道陣向けに11月20日、一般向けには同23日に開幕する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」