NECパーソナルコンピュータは11月12日、7型ワイド液晶を搭載した個人向けタブレット「LaVie Tab S」を発表した。11月14日より販売を開始する。NEC Direct販売価格は2万7930円。
NEC PCでは、10月に10型と7型のAndroid搭載タブレット「LaVie Tab E」を発表している。Eシリーズは1万円台からと値頃感のあるエントリー向けモデルに対し、今回は、より薄く軽いモビリティ性能を向上させた製品だ。手になじむアーク形状デザインで、背面には、レーザー彫り加工によるファブリック調のテクスチャを施している。
スペックは、OSがAndroid 4.2、重さは約250gで、サイズは高さ7.9mm×幅116mm×奥行き191mm。CPUはMT8125(1.2GHz)デュアルコアプロセッサ、メインメモリは1Gバイト、内蔵フラッシュメモリは約32Gバイトだ。有効画素数約160万のフロントカメラと、500万画素のリアカメラを備える。バッテリ駆動時間はウェブ閲覧時で約8時間、ビデオ再生時で約6時間。なお、microSD/microSDHCメモリカードスロットはない。
また、ディスプレイは狭額縁で、より画面が見やすくなっているほか、海外旅行などで使える「指さし英会話アメリカ touch&talk Basic」や「KINGSOFT OFFICE for Android」などのアプリがインストールされている。
初めてタブレットを使用するユーザを想定して、無線LANの設定が簡単に行える「らくらく無線スタートEX for Android」をプリインストールし、初期設定方法や基本操作を記載した冊子「スタートアップガイド」も添付する。
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