NECパーソナルコンピュータは10月15日、重さ約795g~の超軽量13.3型ウルトラブック「LaVie Z」を発表した。11月21日に発売する。
LaVie Zは、2012年8月、重さ875gの軽量薄型ウルトラブックとして発売された。それから1年余り、新LaVie Zは軽量化に磨きをかけ、従来よりもバッテリの持ちが1時間以上長く約80g軽い、約795gのLaVie Z(LZ750/NSB、LZ550/NSB)へと進化した。新たにタッチパネルを搭載した重さ約964gのLaVie Z(LZ650/NSシリーズ)もラインアップする。いずれもOSはWindows 8.1だ。
ボトムケースには厚さ0.4mmのマグネシウムリチウム合金を採用したほか、LCDバックカバーには0.6mm、トップカバーには0.45mmのマグネシウム合金ダイカストを使用。従来よりもさらに薄くして軽量化した。ディスプレイ部分には、従来モデルよりもさらに軽量なLCD Cellを採用。筐体一体型のLCD設計により薄型・軽量化したとしている。
タッチパネルでない超軽量モデルは、13.3型ワイド WQHD IGZO液晶(2560×1440ドット、広視野角、ノングレア)の液晶を搭載する。CPUは、LZ750/NSBが第4世代のインテルCore i7-4500Uプロセッサ(1.8GHz)、LZ550/NSBはCore i7-4200Uプロセッサ(1.6GHz)、いずれもメモリは4Gバイト。本体サイズは幅319mm×奥行き217mm×高さ14.9mm。駆動時間は約9.2時間だ。カラーはストームブラックのみ。
市場想定価格は、LZ750/NSBが18万5000円前後、LZ550/NSBが16万円前後。
タッチパネルモデルは、13.3型ワイド フルHD IPS液晶(1920×1080ドット)を搭載する。CPUは、第4世代のインテルCore i7-4200Uプロセッサ(1.6GHz)、メモリは4Gバイト。本体サイズは幅319mm×奥行き217mm×高さ14.9~15.9mm。駆動時間は約14.5時間だ。カラーはストームブラックとムーンシルバーの2色。市場想定価格は、17万5000円前後。
NEC PCでは、後継モデルを考えるにあたって、さらに軽量に磨きをかけることに注力。プロシューマ向けだったが、新色のブラックとタッチパネルに対応し、新たなユーザー層を獲得したい考えだ。
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