BlackBerry、身売りの中止を発表--暫定CEOにJ・チェン氏

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2013年11月05日 08時18分
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 BlackBerryは10億ドルの資金を調達することで、存続のための命綱を得た。事業分割の計画を中止し、企業存続のための戦略を実行するためにモバイル業界で有名なCEO(最高経営責任者)を迎えた。

 BlackBerryについては、いくつかの大きな疑問が残っている。同社は企業離れを避けられるだろうか。BlackBerry製端末はまだ売れるだろうか。BlackBerryは法人向け事業を第一とする企業に戻れるか。それとももう遅すぎるだろうか。

BlackBerryの新CEO John Chen氏
BlackBerryの新CEO John Chen氏

 これらの疑問に応えることになるのは、Thorsten Heins氏に代わってBlackBerryのCEOに新しく就任したJohn Chen氏である。Chen氏はSybaseのCEOだった。Sybaseでは、同社のデータベースからモビリティへの移行を推進した。最終的に、Sybaseはアプリケーション大手SAPに買収され、SAPの成長戦略の主要要素として存続している。

 BlackBerryの最新組織改革における変更点は以下のとおり。

  • 買収額を設定し、BlackBerryの負のスパイラルに歯止めをかけたFairfax Financialは、BlackBerryを買収しない。Fairfaxは、資金調達のための10億ドルの転換社債発行を統括する予定だ。この社債の4分の1をFairfaxが、残りを機関投資家らが購入する。
  • 社債は10ドルで普通株に転換可能だ。
  • Chen氏がCEOに就任する。FairfaxのCEOであるPrem Watsa氏が筆頭社外取締役に就任する。

 BlackBerryの戦略審査は完了している。審査委員会は、資金調達による企業強化の方が事業分割よりも良いと判断した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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