Instagramは米国時間11月1日、広告の配信を正式に開始する。最初のスポンサー付き写真はファッションブランドMichael Korsが提供すると、Facebook傘下のInstagramが米CNETに明らかにした。
最初の広告は、Michael Korsブランド「Timeless」コレクションの時計の写真になる。広告とはこれまで無縁だったInstagramのフィードで広告写真や広告動画を目にするという考えについて、同サービスのアクティブユーザー1億5000万人を慣らすためにプレビュー期間が設けられていた。しかし、今回の広告によって、同期間は終了する。
米国のInstagramユーザーは、Michael Korsをフォローしていなくても、同ブランドの広告写真を目にすることになる。広告には、有料で掲載されたことを示す「Sponsored」というラベルが付く。広告の内容が気に入らなければ、タップして非表示にしたりフィードバックを送ったりできる。
広告なしで3年間やってきたInstagramは、事業のマネタイズにあたり非常にキュレーション的な(つまり注意深い)手法をとっている。2012年にFacebookに10億ドルで買収されたInstagramは、雑誌クオリティーの広告を提供する計画で、オーディエンスに楽しんでもらうことを期待しているという。
当初の広告主にはMichael Korsのほか、adidas、Ben & Jerry's、Burberry、General Electric、Levi's、Lexus、Macy's、PayPal、Starwoodなどが入る予定だ。これらのブランドの広告が表示されるようになる時期について、Facebookはコメントを避けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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