「Web to PDF」は、ウェブサイトをPDFに変換して保存できるアプリだ。ブラウザ上で見ているページを、リンクなどが機能する状態でローカルに保存できるので、あとからリンク先を閲覧したい場合や、テキストを引用したい場合などに重宝する。
アプリは単体では動作せず、ブラウザアプリ「ドルフィンブラウザ」から呼び出して利用する。このアプリをインストールすると、ドルフィンブラウザのアドオンメニューに「Web to PDF」が表示されるようになるので、PDFに変換したいウェブページを表示した状態で「アドオン」をタップし、ついでWeb to PDFを選択すると、変換が実行される。
変換が完了すると自動的にダウンロードが開始され、端末の中に保存される。PDFはテキストも選択できるほか、リンクも有効な状態で保存されるので、PDFから必要なテキストを抜き出したり、オフラインで閲覧して気になったリンクをクリックしてジャンプしたりすることも可能だ。なおアプリ自体にはPDFをメールに添付して送るような機能はないので、他のアプリを経由してPCに送るなり、オンラインストレージに保存するなりすればよい。
ブラウザのメニューから手軽に使えるのはメリットだが、変換できるページ数は月に最大30ページまでなので、ヘビーユースには向かない。また試した限りでは、ウェブページとの相性がそこそこあるようで、うまく変換できなかったり、モバイル版のURLを指定したのにPC版が出力される場合もあった。もっとも、同種のアプリも相性は少なからずあるので、他のアプリではうまくいかないウェブページを変換する補助アプリとして使うのがよいだろう。
>>「Web to PDF」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス