Twitterは米国時間10月25日、ロードショー(投資家向け企業説明)のビデオを公開した。世界中の重要な出来事の最前線でTwitterが使われた7年間の数々のハイライトをまとめたもので、同社の価値提案のプレゼンテーションもある。
Twitterは新規株式公開(IPO)に向けて準備を進めており、このビデオはビジネスケース(投資価値の説明資料)を意図して作られている。IPOの実施は11月中と予想されており、11月15日という見方もある。Twitterは10月24日、1株あたり17〜20ドルというIPO価格レンジを明らかにした。これにより同社は、最大で16億ドルを調達し、時価総額は111億ドルになるとみられる。
30分あまりのビデオは、Twitterの歴史の高らかな賛歌で始まる。高揚した音楽とともに、共同創設者であるJack Dorsey氏、Evan Williams氏、Biz Stone氏の言葉が流れ、同社がTwitterを、今まさに世界で起きている出来事を共有するために不可欠なツールと考えていることが示される。
Sullenberger機長がハドソン川に不時着させた飛行機の画像も欠かせない。そして、宇宙からのツイートを語る宇宙飛行士、Twitterの最初のコンセプトを書き留めたカクテルナプキン。もちろん、「Just setting up my twttr(いまTwitterを立ち上げた)」という、Dorsey氏の最初のツイートも出てくる。
ここまではTwitterというサービスの魅力を力強く訴えるビデオになっており、投資価値の説明はまだその後だ。これは最高経営責任者(CEO)であるDick Costolo氏に委ねられているが、プレゼンテーションは盛り上がりに欠け、高揚感はまったくない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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