ヤフーは10月25日、2014年3月期第2四半期(4~9月期)の連結業績を発表した。
売上高は前年同期比20.2%増の1880億4000万円、営業利益は同14.5%増の978億8000万円、経常利益は同13.1%増の981億3800万円、純利益は同19.9%増の626億700万円となった。売上、利益ともに4四半期連続の2桁成長となった。
広告事業では、ディスプレイ広告「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の売上が大きく増加したほか、ブランディング効果の高い広告手法の導入により「ブランドパネル」の売上が前年同四半期比で伸びた。検索連動型広告も、積極的な販売活動の展開などにより売上が増加した。
また「Yahoo!プレミアム」、ゲーム関連サービス、データセンター関連の売上も拡大した。さらに、前年度にバリューコマース、カービュー、サイバーエージェントFXを連結したことも売上の増加に寄与したとしている。
売上が大きく伸びたことで、売上原価や人件費、販売促進費などの増加を吸収し、営業利益についても前年同四半期比で大きく増加。加えて、投資有価証券売却による特別利益の計上などにより、四半期純利益も増加したとしている。
なお、同社は10月7日に、ショッピングサービス「Yahoo!ショッピング」とオークションサイト「ヤフオク!」のストア出店料(月額システム利用料)を、10月から無料にすることを発表。Yahoo!ショッピングについては、売上ロイヤルティも無料にするほか、2013年内に個人の出店も可能にするとしている。
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