iPhoneで簡単に3D写真を撮影できる無料のiPhoneアプリ「Seene」が海外を中心に注目を集めている。下の写真のようにiPhoneの傾きに合わせて、違う方向や角度から被写体を見たような感覚を味わえるユニークなアプリだ。現在はiOS版のみ提供されている。
まだ日本語には対応していないので、ここでSeeneの利用方法を紹介しよう。まず、App Storeでダウンロードしたアプリを起動し、ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力して、ユーザー登録をする。
画面右下の「カメラマーク」をタップし、撮影モードに切り替える。被写体にカメラを向けると、黄色のドットが表示される。これが被写体を3Dとしてとらえる。画面中央下の白い丸が「撮影ボタン」。これをタップし、しばらくすると画面中央に4つに区切られた八角形が表示される。iPhoneを固定し、そのまま数秒待つ。
すると、「4つに区切られた部分がすべて緑色に変わるまで、被写体の周辺でiPhoneをゆっくりと動かしてください」と表示されるので、八角形をなぞるように上下左右に動かす。このときゆっくりと動かすのがポイントだ。
八角形をなぞり終えると自動的に処理が始まる。写真の投稿画面に遷移し、キャプションを入力、投稿する場所(アプリ内かFacebook、もしくはTwitter)を設定すれば投稿完了だ。
Sseneでは写真を投稿する以外にも、プロフィールを設定したり、他の人が投稿した写真を見ることができる。他のユーザーをフォローすれば、フィードにそのユーザーの写真が表示されるようになる。
Sseneを開発したのは、英・ロンドンを拠点とするスタートアップObvious Engineering。同社はスマート端末を通じてユーザーが実世界とよりつながり、理解することを助けたいとしている。アプリは無料なので、「手軽に3D写真を撮ってみたい」という人は試してみてはどうだろうか。
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