Microsoftは「Windows Store」において、先頃リリースされた「Windows RT 8.1」アップデートの提供を一時的に停止しているが、その理由である「状況」については曖昧にしか説明していない。
WinBeta.orgが報じたように、Microsoftは既存の「Windows RT」ユーザー向けにRT 8.1を最初にダウンロード公開してから2日後の米国時間10月19日午前、同アップデートの提供を停止した。
筆者がアップデート提供停止の決定の理由をMicrosoftに尋ねたところ、広報担当者から以下のコメントが返ってきた。
Microsoftは現在、Windows RTデバイスをWindows RT 8.1にアップデートする際に一部のユーザーに影響を及ぼしている状況について調査中だ。そのため、Windows StoreからWindows RT 8.1アップデートを一時的に削除している。当社はこの問題を可能な限り迅速に解決すべく取り組んでいるところだ。ご迷惑をおかけしていることを申し訳なく思う。アップデートは、準備が整い次第、提供する予定だ。
筆者は17日、自分の「Surface RT」で同アップデートを見つけようと何度か試みた結果、何とか同デバイスをWindows RT 8.1にアップデートすることができた。筆者は、ARMベースのMicrosoftデバイスおよびOEMデバイスで同アップデートプロセスの発見および開始に同じように苦労したという話を、ほかの複数のWindows RTユーザーから聞いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」