古参のフィットネスガジェットが大変身を遂げた。
Nikeは米国時間10月15日に新しい「FuelBand SE」を発表した。刷新されたこのフィットネストラッカーは、米国においては11月6日に149ドルで発売される予定で、10月15日より予約受付を開始している。
FuelBandの2013年モデルで改良された部分としては、Bluetooth 4.0との互換性があり(「iPhone」との持続的でシームレスな同期を実現)、耐水性も向上している。さらにこのデバイスで新しい点は、バンドの内側部分に別の色がアクセントとして加えられていることだ。使われている色は、ピンク、ボルト(黄色がかったグリーン)、ブラック、クリムゾンだ。「Nike+」のスウッシュロゴも追加されている。
おそらくJawboneの「UP」やFitbitの「Force」といったほかの製品に後れを取らないようにするためか、FuelBand SEでは睡眠を測定できるようになった。デバイスのボタンを3秒間押し続けるだけで、睡眠追跡モードに切り替えられる。起床時にボタンをもう一度押せば、FuelBandを停止させられる。自転車やテニス、ピラティス、ヨガなど、運動の「セッション」の記録を開始する場合も同じ操作をする。
新しいNike FuelBand SEの見た目は先行機種とほとんど変わらない。腕につけるタイプのこのガジェットは丸い形をしていて、大部分の色がブラックであり、以前の機種と同じアプローチだ。初代FuelBandと同じく、FuelBand SEが依然「iOS」限定のアクセサリであるのは、「Android」ユーザーにとっては残念なことだ。
筆者はFuelBand SEを手に持ってみて、軽いが厚みがある点も初代FuelBand SEと同じだと確かめることができた。しかしLEDスクリーンとメニューアニメーションは、以前より動きが速く、反応がよい。
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