Intelの2013会計年度第3四半期決算では、利益が予測を上回り、売上高は予測通りとなった。第4四半期見通しは慎重に抑えられた。同社のデータセンター部門が、予測通り堅調な業績を挙げた。
Intelは第3四半期決算で、利益が30億ドル(1株あたり58セント)、売上高は前年同期から横ばいの135億ドルだったと報告した。アナリストらは同社の第3四半期について、利益は1株あたり53セント、売上高は134億6000万ドルと予測していた。
Intelは新しいプロセッサ群を立ち上げ、「2-in-1」システムなどの「Windows 8.1」搭載機器の発売に備えた。ただし、アナリストらはこれまで、第4四半期のPCのアップグレードサイクルの予想について慎重な見方を保っている。
Intelも同様に、慎重であったことが判明した。同社は、第4四半期の売上高について、137億ドル(5億ドルの上下幅)と予測した。アナリスト予測は140億ドルだった。このアナリスト予測からすると、Intelの売上予測は少ないようにも見える。売上総利益の見通しはIntelとアナリストで一致した。
Intelの最高経営責任者(CEO)を務めるBrian Krzanich氏は、第3四半期は予想していた通り環境が厳しかったと述べた。主要部門の動向は以下の通りだ。
同社データセンター部門の第3四半期売上高は29億ドルで、前年同期比12.2%増だった。
IntelのPCクライアント部門の第3四半期売上高は84億ドルで、前年同期比3.5%減だった。
他のアーキテクチャ部門(モバイルなど)の売上高は11億ドルで、9.3%減だった。
いくつか数字を抜粋する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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