シャープは10月16日、BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」にディスクの読み込みスピードをアップさせた新「スピードBDドライブ」を採用した新製品5機種「BD-T2500/T1500/W1500/W550/S550」を追加した。起動、EPG表示に続きディスク読み込み時間を短縮することで、ストレスのない使用を実現する。
T2500/T1500はトリプルチューナ、W1500/W550はダブルチューナ、S550はシングルチューナを搭載。トリプルチューナ機のみ、指定した1チャンネルを最大8日分一時保管できる「1チャンネル自動録画」に対応する。
全機種で刷新されたスピードBDドライブは、ディスクの回転加速スピードを向上させた「高トルクモーター」の採用と、ドライブとソフトウェアの最適化により、読み時間を短縮させたとのこと。ディスクによっても異なるが、従来機「BD-W1300」に比べ、W1500では約半分となる10秒程度でディスク読み込みが可能になった。
いずれのモデルにも「高画質マスターエンジンBD」を搭載することで、ノイズを抑え、すっきりした映像記録を実現。長時間モードを使用しても高画質保存ができるほか、番組連動データ、2カ国語音声、字幕といった情報もまるごと記録ができる。
T2500/T1500/W1500には無線LAN、W550/S550にはLAN端子を備え、ネットワーク機能も装備。スマートフォンやタブレットに録画番組を転送して視聴できる「Wi-Fi転送&ダビング」は、「AQUOS PHONE」のみだった対応機種を他社製Android端末や、iPhone/iPadにまで拡充した。また、専用アプリ「AQUOSリモート」によるリモート予約、「IPコントロール」によるボイスリモコンなど、スマートフォンからのコントロールも可能だ。
新機能として、今まで使用していたAQUOSブルーレイからLAN接続で新しいAQUOSブルーレイへ、録りためた番組をダビングできる「買換えお引っ越しダビング」機能を搭載する。
トリプルチューナ機のT2500/T1500のみ、カセット式のHDDを出し入れできる「SHDD(スロットインハードディスク)」に対応。BDドライブを防振ドライブメカにしたほか、アース付き3極電源、音響用電源回路コンデンサ、アンチバイブレーションキャビネットなど、ハイエンド機ならではの厳選パーツを採用した。
画質モードでは、4Kテレビの登場にあわせ「4K純モード」を新たに搭載。接続されている液晶テレビ「AQUOS」の種類をレコーダー側が検知し、最適な状態で出力できるとしている。
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