「iPhone 5s」はソフトウェアもハードウェアも新しい組み合わせのせいか、iPhoneのほかのモデルよりアプリがクラッシュしやすいという。
モバイルアプリ調査会社Crittercismのデータによると、iPhone 5s上のアプリは「iPhone 5」や「iPhone5c」上のアプリに比べてクラッシュの頻度が2倍になっている。これは「何億ものアプリ」を分析した結果だと、この情報を得て米国時間10月11日付でサイトに掲載したAllThingsDは報じている。
クラッシュが増えた理由はハードウェアの問題なのかもしれない。「iOS 7」のテストが行われた数カ月間に、アプリ開発者たちはiOS 7のバグを修正することができた。このため、iPhone 5と、それとほぼ同じiPhone 5cではクラッシュが限定的になっている。しかし、iPhone 5sの64ビットアーキテクチャや「M7」コプロセッサについては、端末が発表されるまで知らされていなかった。アプリ開発者たちは現在、これに追いつこうと取り組んでいる。
とはいえCrittercismは、iPhone 5sのクラッシュ率が高いこの状態がずっと続くとはみていない。同社の最高経営責任者(CEO)であるAndrew Levy氏は、AllThingsDとのインタビューで、「当然、時が経つにつれてこれらの問題は解決されていく」と語っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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