Intelの第4世代「Intel Core」プロセッサ(開発コード名「Haswell」)を搭載した「Chromebook」など4社によるモデルが9月にプレビュー公開されたのに続き、Acerはこのほど他社に先駆けて「Acer C7 Chromebook」の新モデル「Acer C720」を発表した。
Acer C720は2012年の「Acer C710」に続くモデルで、ハードウェアは強化されているが、必ずしも大幅に改良されたわけではない。Acerはスペックの改善を理由にC720の価格を高めに設定しており、小売価格は249.99ドルからで、C710の最安価モデルより50ドルほど高い。
「Chrome OS」を搭載したC720の外観は、旧モデルと比べてそれほど変わっていないように見える。C720は米国時間10月10日より、Acer.com、Amazon.com、BestBuy.comで米国での事前予約受付が開始された。
Acerの広報担当者はC720について、10月末までの「数週間以内」に出荷を開始する見込みだと述べている。
Acerによると、C720はC710より30%薄い厚さ0.75インチ(約19mm)で、1366×768ピクセルの11.6インチ型スクリーンには、反射を抑える新型の非光沢ディスプレイを採用しているという。さらにC710より100g以上軽量化した。しかし、大きなセールスポイントはバッテリ持続時間で、Acerによると最長8.5時間持続するという。
バッテリの強化は、Haswellをベースにしたアーキテクチャの「Intel Celeron 2955U」プロセッサをC720に搭載することで可能になった。C720のコアは部分的にHaswellラインをベースにしているが、速度やキャッシュレベルが異なるため、Haswellブランドは付与されないと、Intelは9月の時点で米CNETに対して述べていた。
新モデルはChromebookとしてはごく標準的な仕様だ。4GバイトのRAM、HDMI出力ポート、SDカードリーダ、ウェブカムとマイク、16Gバイトのソリッドステートドライブ(SSD)を搭載し、「Google Drive」の追加ストレージ100Gバイトを2年間無料で使用できるサブスクリプションが付属する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方