Foxconnが、ソニーの次期ゲーム機「PlayStation 4」(PS4)を生産するため、自社のポリシーに違反して学生に時間外勤務を強いていた。
中国のサイトTencent Gamesが現地時間10月9日に報じたところによると、Foxconnは西安工業大学の学生に対し、インターンシッププログラムを終了しなければ卒業に必要な単位が取得できないと伝えていたという。この報道を受けてFoxconnはニュースサイトのQuartzに対し、内部調査の結果ポリシー違反が見つかったと述べた。具体的には、Foxconnの煙台工場で西安工業大学の学生が夜間シフトと時間外勤務についていた。
Quartzに対する声明の中で、Foxconnは問題の改善を約束した。
「工場にわれわれの規則とポリシーを完全に順守させるよう直ちに対処した」とFoxconnは述べ、「たとえ自発的な就労であっても学生インターンの時間外勤務および夜間シフトを禁止するポリシーを強化し、いつでもプログラムへの参加を終了する権利があることを全てのインターンに改めて注意喚起」したという。
学生たちは「いつでも自由に辞められる」とFoxconnは述べた。
ただし、インターンシッププログラムから離れることを選んだ学生は必要な単位を得られないため、実質的には他に選択肢がない状況だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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