サンフランシスコ発--Intelは今週、複数の新しい「Atom」プロセッサ製品を発表するにあたり、同社のより大きなブランドを利用した。そのブランドとは「Bay Trail-I」として知られている製品ファミリだ。
これらの新製品は、ITによる破壊的創造とその先にある未来、すなわち流行語ともなっている「モノのインターネット」(Internet of Things)に基づいた同社の新たなロードマップを構成するものとなる。
Intelのインテリジェンスシステムグループを担当するバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるTon Steenman氏は米国時間10月8日朝のメディア向けプレゼンテーションのなかで、「モノのインターネット」を「新たな時代の幕開け」と評し、「ビッグデータがビジネスインテリジェンス(BI)やソーシャルメディアによって飛躍的に成熟した」ため、こういった時代の変革が起こっていると述べた。
同氏は「このような重要な知見なくしては、業界が追求している、ビジネスにおける真の可能性を推進することはできないだろう」と断言した。
また、Steenman氏はモノのインターネット、すなわち接続されたデバイスが至るところに存在し、それに伴って膨大な量のデータが生成されるということの重要性を伝えるために、接続されたデバイスは過去5年間で300%を超える「驚くべきペースで」増えているというMcKinsey Global Instituteの調査を引用した。
Steenman氏は、この分野におけるIntelの最新ビジネス戦略が取り組もうとしている点を挙げた。
ネットワークやデバイスをまたがる共通フレームワークの重要性を維持するために、Intelの新たなロードマップでは低消費電力のアーキテクチャに重点が置かれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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